2014年6月24日火曜日

生で食べられるトウモロコシ

昨日は館山市のHPの「生産者情報」に載せる記事取材で、
館山市内の農家さんの畑にお邪魔させていただきました。

今はこれから旬を迎えるトウモロコシが畑一面に植えられています。



メインとなるのは「味来」という品種です。
特徴としては甘味が強く、粒の皮が薄い、そして生で食べても美味しい。
名前に「味」とついているだけあって、味自慢のトウモロコシです。

その分、サイズはあまり大きくならなかったり、収量も少なかったりと、
けっして作り手のメリットが大きい品種ではないようなのですが、
味にこだわるこの農家さんは手間暇かけて作ってらっしゃいます。

もぎたてを生でいただきましたが、甘さとみずみずしさはもうフルーツです。
実を食べる野菜を「果菜」というそうなのですが、スイカやメロンが果物の
仲間として違和感がないように、このトウモロコシも果物と言っても違和感ないです。

他の品種として「ピュアホワイト」という真っ白なトウモロコシも栽培されてました。
こちらはさらに手間がかかるので、市場流通も少なく希少価値が高い品種だそうです。
黄色いトウモロコシを植えた場所から少なくとも300mは離して植えないと、
花粉が風で飛ばされて黄色い粒が混ざってしまうこともあるとか。

こちらも生食可能なのでもぎたてをいただきましたが、これもまた美味い。
(個人的にはピュアホワイトの方が美味しく感じました。)
甘さが上白糖を思わせるような甘さで、果汁がブシャーとなるくらいジューシー。
これまでのトウモロコシの概念が変わる1本でした。



トウモロコシは収穫後、時間経過とともに甘さが減っていくのだそうです。
なのでもぎたてが一番甘い、という理屈になります。
そのもぎたてを生で食べられた幸せ、本当にありがたい限りです。
(早朝が一番糖度が高く、その時間にもぎ取るのが最も良いそうです。)

この美味しい生のトウモロコシを食すのに簡単な方法があります。

そう、館山市に泊りがけで旅行に来て、翌朝直売所が開いたらすぐに買いに行くのです。
トウモロコシの旬は夏。海水浴がてら館山に来て旬の味覚を味わってはいかがでしょうか?

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