2014年6月18日水曜日

「地域力創造と地域おこしのヒント」第3回

昨日は、総務省が開催している連続講座「地域力創造と地域おこしのヒント」
第3回目の講義を受講してきました。

今回のテーマは「地域振興施策について」でした。

地域振興に関する課題に対しての法整備等の話がメインだったため、
私にとっては少々難しい内容でした。

PFI(Private Finance Initiative)について、と言われて「はいはい、あれね。」
となる人は問題ないのでしょうが、私は「宮城大学での講義で聞いた気がするなぁ」
といったぼんやりとした記憶しかない程度なので改めて勉強になりました。

PFIをざっくりと言えば、
『公共施設等の建設、維持管理、運営等を民間の資金、経営能力及び技術的能力を活用して行う手法』で、
『「民間資金等の活用による公共施設等の整備等の促進に関する法律」(PFI法)に基づき実施』される
事業の方法のことだそうです(昨日の配布資料より抜粋)。

H11年度からH24年度までで、PFI事業の事業費は累積4兆2,819億円なのですが、
2020年までに事業規模を10兆円以上へ拡大することを目指しているとのこと。
そのためにコンセッション方式を導入するなど法改正を行い、
民間がPFI事業に取り組みやすくしているのだそうです。


とまぁ、このような難しい話を聞きまして、私自身の解釈を書きますと、

高度経済成長の時に作られたインフラのほとんどが更新時期に来ていて、
なんとかしなきゃいけないけど、もう国や地方公共団体が税金だけで行うのは無理で、
だからPFIを進めてきたけどリーマンショックとかで思ったほど進まなくなった。

そんな中で、2020年に東京オリンピック・パラリンピック開催が決まったし、
これをきっかけに一気にインフラ更新をしてしまおうと思ってるんで、
ややこしい制度や手続きに関してできるだけ簡素にできるように動いてるよ。

ってことなのかな、と解釈しました。

けどなかなかうまく動き出していないようです。
特にコンセッション方式を取り入れた方法は、初めて行う自治体とかの負担が大きく、
その負担やリスクを取りたがるところがなかなかないとのことでした。

あ、コンセッション方式というのは、
『公共施設の所有権を国や地方公共団体が保有したまま、民間事業者に対して、
インフラ等の事業運営権(コンセッション)を長期にわたって付与する方式』
(昨日の配布資料より抜粋)とのことです。

と、今回の講義は一地域おこし協力隊員として実践に役立てるには、
ハードルの高い内容ではありましたが、勉強させていただきました。

ありがとうございました。

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