2014年6月10日火曜日

房州びわ

市役所の生産者さんへの取材に同行させていただき、
びわ農家さんのお話を聞かせていただきました。

私は地元が宮城県なのでほとんどびわへの馴染みがなく、
先日初めて生のびわを食べた、というびわ初心者なので、
今日のお話は非常に勉強になりました。


(露地栽培のびわの木)

















びわは非常にデリケートな果物だそうです。

まず熟すとすぐに実が落ちてしまう。
熟してなくても雨や風の影響で実が落ちてしまう。
落ちなくても雨が当たると皮が割れてしまうこともある。

バナナとかトマトのように収穫後に追熟すのであれば、
多少早めに収穫してタイミングを見て出荷するということも
できるのでしょうが、びわはもぎ取った後はほとんど熟さないので、
熟して落ちちゃう直前にもぎ取って出荷することになる。

そうなるとこれまた天候に大きく左右されるわけです。
あと2,3日後が一番収穫に良いタイミングだ、と思ってても
翌日に雨が降って実が落ちてしまう、ってことがあるのです。

しかもハウス栽培ではない、露地栽培と言われる山で育てる木は、
収穫時期が梅雨と重なるので、そのリスクはさらに増すわけです。


びわのシーズンは今がピーク。
あと1,2週間もすればもうシーズン終了。

大切な人お世話になった人に、旬の果物の贈り物はいかがでしょうか?



0 件のコメント:

コメントを投稿