びわ農家さんのお話を聞かせていただきました。
私は地元が宮城県なのでほとんどびわへの馴染みがなく、
先日初めて生のびわを食べた、というびわ初心者なので、
今日のお話は非常に勉強になりました。
(露地栽培のびわの木)
びわは非常にデリケートな果物だそうです。
まず熟すとすぐに実が落ちてしまう。
熟してなくても雨や風の影響で実が落ちてしまう。
落ちなくても雨が当たると皮が割れてしまうこともある。
バナナとかトマトのように収穫後に追熟すのであれば、
多少早めに収穫してタイミングを見て出荷するということも
できるのでしょうが、びわはもぎ取った後はほとんど熟さないので、
熟して落ちちゃう直前にもぎ取って出荷することになる。
そうなるとこれまた天候に大きく左右されるわけです。
あと2,3日後が一番収穫に良いタイミングだ、と思ってても
翌日に雨が降って実が落ちてしまう、ってことがあるのです。
しかもハウス栽培ではない、露地栽培と言われる山で育てる木は、
収穫時期が梅雨と重なるので、そのリスクはさらに増すわけです。
びわのシーズンは今がピーク。
あと1,2週間もすればもうシーズン終了。
大切な人お世話になった人に、旬の果物の贈り物はいかがでしょうか?
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